シロアリ職蟻
シロアリや腐朽が原因で地震や台風によって被害が拡大することは近年の調査によって、いろいろな場で報告されていることからも知られています。
シロアリ被害から住まいを守るためには早期発見、早期処理が重要となります。
しかし、シロアリの被害は建物の外側からは発見しにくく、気が付いたときには、その被害はかなり進行していることも少なくありません。シロアリは外部から地面をつたって密かに建物内部に侵入し、基礎コンクリートの表面に蟻道をつくり、木材部分に到達すると土台から柱、壁の内側へとどんどん食害を拡げていきます。
被害の進行が止めなければ、床板が落ちてしまったり、屋根が湾曲してしまうなどの影響を及ぼします。また、地震や台風の被害が重なれば、建物自体が倒壊に至ることも珍しくありません。
早期発見、早期処理の重要性は分かっていただけたと思います。そこで、シロアリの簡単な発見方法をお教えしましょう。
羽蟻
地面から根太に伸びる蟻道
このようなシロアリの被害が認められた場合は、専門業者に駆除を依頼しましょう。
また、シロアリ被害は建物の外部からは発見しにくいため、専門の知識や技術を必要とします。該当する項目がなくても、定期的に専門業者に調査してもらうことをお勧めします。